検察官が使う風呂敷の価格はどれくらい?

風呂敷は素材によって使い分ける

風呂敷には、素材がいろいろあり使用する目的や場所に
よって使い分けられるようになっています。

大切な贈答品等を包む用途のほか、中身の形によって
形を変える機能がある特定の場所では役だっています。

最も高級繊維である絹(シルク)でできているものは、
光沢があって滑らかで肌触りもよい高級品ですが、
家電用洗濯機では洗濯できなかったり、アイロンがけ
禁止であったり取り扱いが繊細すぎるのが難点です。

使い分ける

お祝い事の贈答品を包むために使用したり、格式ある
パーティーでの贈答品としても使用されています。

ポリエステルやナイロンなどの化学繊維でできて
いるものが一番安くて、洗濯もアイロンがけも可能で
気をつかわずに使用できます。

一般的に幅広く使われているのが、天然素材の綿を
使ったもので、高級でもなく、安っぽくもなくちょうど
良い感じで取り扱いやすい素材です。

正絹を使った価格だと、1万5千円~2万円台が一般的で
ポリエステル素材は高くても3千円台です。

綿はピンキリですが、高くても1万円前後です。

検察官が使う風呂敷の価格について

検察官が使う風呂敷は、たくさんの分厚い裁判書類を包む
という用途で使われます。

政治家が議会に出席する際も同様でたくさんの資料を
包んで会議場に入場するのが慣例になっています。

こうした場合に風呂敷が使われる理由は、昔に遡りますが、
短刀や拳銃などの危険物を所持していないことを証明する
ためだったといわれています。

形がわかる

風呂敷だと形が浮き彫りになって、議場入口の警備員から
「その変な形のものは何ですか」と入場を止められて
いたのです。

危険物は何ももっていません、書類だけですということを
証明するためには最適な包みアイテムなのです。

検察官や議員は、法廷や議場に到着したら、すぐに書類を
取り出すことになりますが、結び目をほどきやすいのは
ポリエステル素材のものです。

うっかり何かにぶつけても低価格だから気にすることも
ありません。

弁護士の中にはポリエステル素材のものを使用している人は
結構いますが、検察官は公務員なので、高級なものを使って
いると国民の反発を買いそうですが、プライドが高くまた
先輩からのアドバイスもあって綿か絹(1万円前後)を
使っているのが一般的です。